社長の言葉 |
私の経営方針 | |
《業界と弊社の見通し》 最近の景況判断に拠れば、景気は悪化、底割れ懸念すらある。との事。 我々の業界は実際の景気の動きにより、多少遅れて影響が出てくるので、 この秋頃は要注意で、油断が出来ません。 しかしながら、山もそんなには高くなかったので、谷もそんなには深くないでしょう。 少し楽観的過ぎるかも知れませんが、まだまだ我々の業界に対する需要は続くでしょう。 どんな産業にも、胎動期、成長期、安定期、衰退期といったサイクルがあり、 絶頂期を極めた産業は整理統合されながら、衰退期へと向かうであろうと思われます。 その時が逆にチャンスでもあります。 1、優れた営業力により、良い得意先を持っている企業。 2、優れた技術により、特定分野での技術的シェアの高い企業。 3、多くの自己資産を持っている、安定した企業。 4、役員、社員に優れた人材を誇っている企業。 上記の内、1つでも備わっている企業なら、心配は要りません。 吸収する側に立てるでしょうし、もし合併の場合でも有利な条件が出るはずです。 しかし、もし、ただの1つも備わっていない企業の場合は、そうはいきません。 今からでも遅くないので、ただちにどれかに的を絞って、スタートを切る事です。 私は、1に重点を置きたいと思います。もちろん2にも努力する必要がありますが、 他社の人材を活用する方法もありますし、3,4は企業規模が大きくなれば、 ある程度は必然的に備わってくる、と思います。 《弊社の将来》 ずばり、上場を目指します。が、その前に年商5億円を3年以内に達成させたい。 これを、当面の最大の目標にします。というより、だるまさんを見てもらえば判りますが 平成10年9月以来の目標でした。 《経営理念》 人を雇用し、満足のゆく給与を支払い、消費を通して地域に貢献する。 未来永劫に存続する企業を目指す。 発想をコンピュータだけに留めず、商社を目指す。 家庭的な親しみを持った、しかし、仕事には甘えの無い会社にしたい。 平成13年10月12日 |
社長 吉岡滋 |